この記事は 2026年9月13日(令和8年) に内容を見直しました。記載は更新時点の税法等に基づいています(免責事項)。
税理士選びで最も重視すべきは「信頼できるかどうか」です。
そのうえで、税務代理・税務書類の作成・税務相談という税理士だけに認められた業務(税理士法2条・52条)を、実際にどの程度、どのような体制で対応してくれるのかを確認することが大切です。
料金の安さ以外に求めるものがあるかどうかで、探し方そのものが変わってきます。
まず確認したいこと:税務代理・税務書類の作成・税務相談は税理士の独占業務
税理士法2条は、税理士の業務として「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」の3つを定めています。そして税理士法52条は「税理士又は税理士法人でない者は、この法律に別段の定めがある場合を除くほか、税理士業務を行つてはならない」と定めています(税理士法2条・52条・e-Gov法令検索)。
つまり、いわゆる「税務コンサルタント」や記帳代行業者が、税理士資格を持たないまま申告書の作成や税額の相談まで引き受けることはできません。税理士を探す際は、その人(または法人)が税理士登録をしているか、実際に対応する担当者が税理士本人なのかを確認することが出発点になります。
信頼できるかどうかを見極める
税理士は経営者の傍らに立つ、最も身近な第三者であるといえます。ですから、独占業務を行えることを前提としたうえで、一番重要視すべきは「その税理士を信頼できるかどうか」だと考えます。具体的には、次のような点が判断材料になります。
- 説明が分かりやすく、専門用語を噛み砕いて話してくれるか
- 質問や相談への返事が来るまでの早さ
- こちらの事業内容や考え方をきちんと聞こうとする姿勢があるか
一般的には、実際に会って話してみないと分からない部分が大きいため、契約前に一度面談する機会を持つことをおすすめします。
料金の安さだけで選ぶか、それ以外を求めるか
もし、税理士や会計事務所に料金の安さ以外に求めるものがないというようであれば、インターネットで月々数千円で請け負ってくれるようなところを探すべきです。
もし、料金の安さ以外のものを求めるようであれば、何人かの税理士と直接会って、その中で一番信頼できそうなところを探すべきです。
いずれの場合も、料金の内訳や決算料の有無が明確に示されているかは、事務所選びの一つの目安になります。
担当者の対応体制も確認する
契約後に実務を担当するのが所長税理士なのか、勤務税理士やスタッフなのか、また担当者が交代する場合に引き継ぎの仕組みがあるかどうかも確認しておきたいポイントです。担当者が頻繁に替わる事務所についての考え方は、よく担当が替わる税理士・会計事務所は良くない?で詳しく解説しています。
また、税理士法33条の2は、税理士が申告書の作成にあたって計算・整理・相談した事項を記載した書面(添付書面)を申告書に添付できる制度(書面添付制度)を定めています(税理士法33条の2・e-Gov法令検索)。この制度にどの程度対応しているかも、事務所が申告内容にどこまで責任を持って関与しているかを見る一つの目安になります。
多摩地域で税理士を探す場合
多摩市・日野市・府中市・八王子市・稲城市など多摩地域で税理士を探す場合は、定期的な面談のしやすさから、事務所の所在地やアクセスも考慮に入れるとよいでしょう。福井会計事務所は多摩市(多摩センター駅)に事務所を構え、東京税理士会日野支部に所属し、多摩地域を中心に対応しています。
